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バニーホップ、遠隔操作でメンテナンス業務を改善する「SMARTIO」を発売

バニーホップ、遠隔操作でメンテナンス業務を改善する「SMARTIO」を発売

建築設備のメンテナンス業務はあらゆる施設で必要な業務だが、巡回点検や駆けつけ、朝夕の分電盤操作など、業務中の移動が多く、労務負担となっている。

そこで株式会社バニーホップは、既設の電気設備に後付し、スマートフォンで遠隔操作できるデバイスおよびクラウドサービス「SMARTIO」の発売を開始した。

「SMARTIO」デバイスは、設備メーカを問わず、様々な電気設備に接続できるデバイスだ。4つの接点出力端子と4つの接点入力端子を搭載しており、インターネット経由で接点の操作ができる。

「SMARTIO」クラウドと「SMARTIO」デバイスの間は、双方向通信を自動で確立するため、閉域網や固定IP、VPN設定は不要だ。

「SMARTIO」の4つのネットワーク構成

想定される利用シーンとしては、屋外照明の遠隔点灯や広域エリアの防犯警報、既設の自動ドアをスマートロックシステムにするなどが挙げられている。

利用シーンのイメージ(左:広域エリアの防犯警報 右:既設の自動ドアにSMARTIOを接続し、スマートロックシステムにしている)

利用料金は、「SMARTIO」デバイス本体価格が一台あたりで、「SMARTIO」クラウド利用料が一台あたり税込月額1,500円からだ。なお、LAN内(WiFi)の利用なら、「SMARTIO」デバイスのみで実現可能で、回線費やクラウド利用料などのランニングコストが不要となっている。

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