株式会社オークファンは、同社が提供するツール「オークファンロボ」を鳥取県大山町に導入し、役場内における業務の自動化・効率化に成功したことを発表した。
「オークファンロボ」は、ITの専門知識が不要で、実務担当者向けの業務自動化ソリューション(以下、RPA)だ。
鳥取県大山町では、5年ほど前に初めてRPAツールを導入して運用してきたが、RPAのシナリオが作りにくく、「思い通りに動かない」「十分に作りきれない」などの課題があった。
そこで新たに、2022年1月より「オークファンロボ」のトライアルを導入したところ、操作のコマンド分かりやすくシナリオが作りやすいことに加え、画像認識の精度も高かったことから、本格的な導入に至ったのだという。
現在大山町では、オークファンロボを活用し、一度に数十件単位以上で支払処理をする際の財務会計システムへの入力、地目変更等に伴う課税台帳システムへの反映などを自動化している。
これにより、半日かかっていた自治会補助金支払処理が1時間程度になるなど、各業務にかかっていた時間が短縮された。
そして、空いた時間で町民と直接接する相談窓口の強化や、残業時間の削減に成功したのだという。
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