ラトックシステム株式会社と株式会社obnizは、ラトックシステムのBluetoothワットチェッカー「RS-BTWATTCH2」とobnizのIoTプラットフォーム「obniz」を連携したことを発表した。
RS-BTWATTCH2は、コンセントに挿して接続機器の消費電力をはかるデバイスである。定期的に消費電力、電流、電圧を計測し、本体にログを蓄積する。ホストと通信していないときも、30秒ごとに計測値をBluetooth(アドバタイズ)で通知される。設備の稼働状況の可視化、機器ごとの消費電力量の把握に活用されている。
一方のobnizは、IoTに必要な機能や要素を含んだ共通のIoTインフラ、アプリケーションを提供するIoTプラットフォームである。
今回の連携により、BluetoothワットチェッカーをIoTデバイスのひとつとして、既存のシステムやWebサービスに取り込むことが可能となった。ハードウェアとの連携およびネットワークやセキュリティといったIoTの基幹となる仕組みはobnizがプラットフォームとして提供している。
obnizのIoTプラットフォームを用いて複数拠点にある設備の消費電力を取得し、外部システムと連携して稼働状況を可視化、集中管理するなどが可能となる。
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