株式会社エーアイは、技術提携先のCerence Inc.(以下、セレンス)が提供する超小型音声認識エンジン「Input AI Lite」と、オーディオ信号処理技術「Audio AI Lite」の提供を開始すると発表した。
エーアイはこれまで、自社開発の日本語音声合成エンジンに加え、セレンスをはじめとする海外企業から調達した外国語音声合成技術を国内で販売してきた。
さらに、今秋には株式会社フュートレックと経営統合を予定しており、音声技術やその周辺技術に関するサービスを総合的に提供する会社となることを目指している。
新たに提供が開始される超小型音声認識エンジンを利用することで、ユーザは限られたコンピュータリソースを使って音声コマンドによる機器操作が可能となる。また、ノイズリダクションやエコーキャンセルなどのオーディオ信号処理技術も利用可能だ。
今後は、音声認識製品の国内販売で実績を持つフュートレック、製品提供元のセレンス、そしてエーアイの3社で製品販売展開を行う予定で、音声関連技術の取扱製品を充実させる方針だ。
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