日本電気(以下、NEC)と日本オラクル株式会社は、NTTの次世代コミュニケーション基盤構想「IOWN」を活用したネットワーク「APN」と、オラクルの「Oracle Cloud Infrastructure」(以下、OCI)を組合せた共創活動を開始した。
両社は、今回の共創活動の起点として、NEC我孫子事業場内にある共創の場である「NEC CONNECT Lab」に、インタラクティブなリモートライブ参加を想定した自由視点鑑賞デモ環境を、IOWNのAPNとOCIを活用して構築した。
NECは、IOWNの技術とユースケース開発を推進する団体「IOWN Global Forum」の、Open APNアーキテクチャに対応した光伝送装置「Spectral Wave WXシリーズ」を使用し、大容量・低遅延なネットワーク環境を「NEC CONNECT Lab」に構築し、提供する。
一方、日本オラクルは、分散クラウド環境下でのデータ管理を高速・低遅延、高い電力効率で実現可能な「OCI」を、NECが構築したIOWNのAPNのネットワークと連携させ、回線遅延や通信品質をモニタリングし、サービス品質維持のためのデータ管理を行う。
この「OCI」上で提供される運用監視サービス「Oracle Cloud Observability and Management Platform」を用いてクラウドでのモニタリングとデータ管理を行うことで、実際に事象が発生する現場にデータ処理機能を実装する必要がなくなるのだという。
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