日立ヴァンタラ株式会社は、コンパクトでデータ管理の効率を高めたミッドレンジストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform One 2U Block Appliance」(以下、VSP One)の販売を開始した。
今回販売開始された「VSP One」は、データ圧縮機能を刷新し、増大するデータの管理を効率化する。ランサムウェア対策としてデータ保護機能を強化しているほか、製品ライフサイクル全体にわたる環境負荷を低減している。
データ圧縮機能は、新アルゴリズムにより高い圧縮率となっている。これにより、平均75%のデータを削減および、稼働時の消費電力量を約66%削減するのだという。また、日立独自の圧縮アクセラレーターハードウェアの強化により、機能利用時のI/O性能が約2倍に向上している。
さらに、ドライブ一台単位での増設を可能にする分散RAID機能により、実際の必要容量に則した増設・拡張が可能だ。
ランサムウェア攻撃時には、改変・削除されない最大1,024世代のスナップショットの作成により、長期潜伏型攻撃などの際にも取得したスナップショットから復元できる。スナップショット作成時の処理の改善により、取得時のI/O性能を約5倍向上する。
また、これらの成果をCFPなどの第三者認証を通じて見える化する取り組みも進めているとのことだ。
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