ザインエレクトロニクス株式会社は、産業用IoTルータの新製品「CTL-005」を開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。
なお、「CTL-005」は同社グループのAI&IoT中核企業であるキャセイ・トライテック株式会社が開発・提供するものであり、量産出荷は2024年12月からを予定している。
「CTL-005」は、LTE通信に対応しており、複数の製造ラインをクラウド経由で一括管理することができる産業用IoTルータだ。
クラウドSIMをオプションとして搭載しており、ユーザが契約している事業者のメイン回線にてネットワーク障害が発生した場合であっても、障害の無い他事業者の回線に自動的に切り替えることにより、通信が中断しにくい仕様となっている。
なお、「CTL-005」の筐体を削除した基板レベルでの提供や、基板のカスタマイズにも対応しているとのことだ。
利用シーンとしては、IoTルータへの監視カメラ接続や、QRコード決済・顔認証決済用通信端末との接続、駐車場管理システムのリモート監視と運営管理などが挙げられている。
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