式会社シーエスコミュニケーションは、エッジAIと骨格検知技術を組み合わせ、介護施設や工場現場などの転倒・危険を検知して知らせる「エッジAI・危険検知サービス」を、2024年8月5日に発表した。
「エッジAI・危険検知サービス」は、既に設置してある市販のカメラを活用し、人の監視なしで、リアルタイムに転倒・危険を検知することができるソリューションだ。
カメラ端末でAI処理を行うエッジAIを採用しているため、映像データをクラウドサーバにアップすることなく、「起こった」「起こりそうな危険」の情報のみを検知して知らせるため、映像に映り込む人のプライバシーを守ることができる。
また、骨格検知の情報のみをクラウドにアップロードすることで、AIによる骨格検知技術により、人の転倒・転落・危険な行動を最短0.2秒で検知・判別し、通知する。
さらに、事故が発生した前後の映像のみをクラウドサーバに保存する設定も可能だ。事故発生前後の状況を振り返ることで、原因解明や報告時の証拠として活用することができる。
今後は、サービスの提供によりデータとノウハウを蓄積することで、そのデータを分析し、転倒を予測し未然に防ぐことができるよう開発を続けていくとしている。
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