株式会社ソラコムは、同社が提供する、IoTアプリケーションをローコードで開発できる「SORACOM Flux(ソラコム フラックス)」において、利用できる生成AIモデルとして、Amazon Web Servicesが2024年12月に発表した基盤モデル「Amazon Nova」に対応したことを発表した。
「SORACOM Flux」は、センサやカメラなどのデバイスから送信された数値データや画像、外部データを元に、アラート通知や外部システムへの連携、デバイスの制御をおこなうIoTアプリケーションをローコードで開発できるサービスだ。また、生成AIモデルによる分析・意思決定を含むアクションを組み合わせることも可能だ。
IoTにおいて生成AIモデルを活用することで、センサデータや画像の分析・判断の自動化が見込まれる。
例えば、「センサ値の異常を推測する」「カメラ画像からヘルメット着用の有無や立ち入り不可エリアへの侵入を判別する」といったケースは、高度な汎用モデルでも分析・判断できる可能性が高く、機械学習モデルの構築、学習などを行うことなく、IoTアプリケーションを構築することができる。
今回、Amazon Bedrock上の「Amazon Nova Micro」「AmazonNova Lite」「Amazon Nova Pro」を、IoTアプリケーションに組み合わせる生成AIモデルとして選択可能になった。
なお、2024年12月18日時点ではテキストと画像に対応し、今後動画にも対応予定だ。
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