Telit Wireless Solutions(以下、Telit)は、「secureWISEビジネスマネジメントポータル」の提供を発表した。このポータルは、半半導体製造関連設備の動作を準リアルタイムで管理できる事業インテリジェンスプラットフォームであり、OEMやファブが、遠隔接続の投資対効果(ROI)を改善するとともに、高額装置のパフォーマンスを向上し、クリーンルームへの訪問を不要にするのに役立つという。
同ポータルは、設備の接続利用を識別するように設計された事業分析や報告機能を備えている。そして、OEM がエンジニアリング支援を最適化し、顧客サービスを改善し、契約で要求されたサービス・レベルが遂行されているかどうかを判定するのに役立てることができる。ファブはこのポータルを成果の最大化を目的として生産実行の分析と比較に活用することができ、保全課題に対応が施されていることを確認し、接続性のパターンを観察することを通じて設備のデータ利用が適切に実行されていることを確かめることもできるという。
同ポータルは、「基本版」と「拡張版」の2つのバージョンで提供される。基本版ポータルは、現在のsecureWISEの顧客に対しての限定サービスで、すべての設備動作を準リアルタイムで表示する。拡張版ポータルは、詳細な事業分析機能と、誰が設備にアクセスしたかや遂行した作業の履歴一覧に基づいた報告機能を提供する付加価値サービスだ。
TelitのsecureWISEEは、多くのファブとOEMを接続することができ、プライベートネットワーク間を結ぶ、セキュアで構成可能な、エンドツーエンドの遠隔接続を実現する。工程およびライフサイクルのすべての段階で機器の性能を改善させる形で、ファブとOEMによる遠隔での協業を可能にするとともに、大事な知的財産(IP)を保護する。
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・テリット(Telit)
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