デジタルセキュリティのジェムアルトは、IoT市場向けに開発されたセキュリティソリューションを大日本印刷(DNP)に供給している。DNPは、世界中におよそ30,000にのぼる法人と一般消費者の顧客を有し、ジェムアルトのIDCore スマートカードプラットフォーム、Cinterion(R)セキュアエレメント、およびSensorLogic Application Enablement Platform を活用し、強化された双方向通信対応のサーバーとデバイスのPKI(公開鍵基盤)による認証を展開している。
同ソリューションは、サーバーと通信デバイスの両方を認証し、詐欺やハッキングに対して優れた対抗策を提供し、スマートメーター、POS 端末、現金取扱機などのIoT デバイス向けに非常にセキュアな接続を保証。たとえば、金融機関はリアルタイムで改ざんの動きや未処理のサービス要求に関連するアラートを受信することができる。
日本はIoTの早期導入国の1つであり、現在国内で6億2,400万台[1]を超えるIoTデバイスが展開されているという。一般的なIoTサービスは、自動販売機、輸送管理、監視など。IoTアプリケーションは、柏の葉[2]をはじめとする地方のスマートシティによって牽引され、その数は増加すると予測されており、今後、さらに接続数が増加するという。経済産業省によると、電力・ユーティリティ業界だけで、2025年までにスマートメーター8,000万台[3]が日本の全家庭に導入されるとされている。
[1] statistaのサイトを参照[2] 柏の葉
[3] NAVIGANTのサイトを参照
【関連リンク】
・ジェムアルト(Gemalto)
・大日本印刷(DNP)
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