株式会社アドバンスト・メディアは、スタンドアローン版の音声認識開発キット「AmiVoice SDK(ローカル認識)」にディープラーニング技術を実装し、本日8月23日より販売を開始した。対応OSは、iOS、Android、Windows。
AmiVoice SDKは、各種OSで動作するアプリケーションへの、単語・コマンド・文章認識機能の組み込みが可能になる音声認識開発キット。日常会話で用いられる標準的・汎用的な用語や言い回しを搭載した「大語彙辞書」の他に、業種・業態など、分野に特化した専門辞書の利用が可能。
アドバンスト・メディアでは、2015年より、AmiVoice SDKのサーバー認識版にディープラーニング技術を実装している。今回、スタンドアローンで音声認識を行うAmiVoice SDK(ローカル認識)にもディープラーニング技術を実装した。これにより、認識精度が大きく向上し、騒音下でも、マイクと口元の距離が離れていても正しく認識ができるようになった。従来の音声認識エンジンと比較し、誤認識が約25%(自社調べ)改善したという。
AmiVoice SDK(ローカル認識)は、製造・物流などでのボイスピッキング業務や、音声点検業務・実績入力などへの活用を見込んでおり、価格は50万円(税抜)で、商用ライセンスは1ライセンスから購入可能。(ライセンス数により価格が異なる。)
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・アドバンスト・メディア(Advanced Media)
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