キーサイト・テクノロジー合同会社とCommSolid社は、VodafoneのInnovation Days 2016にて、E7515A UXMワイヤレス・テスト・セットおよび基地局エミュレーターとのNB-IoT(NarrowBand-IoT:狭帯域IoT)接続のデモンストレーションに成功した。Cat-NB1デバイスリンクの確立は、キーサイトとCommSolidの連携による成果だという。キーサイトのUXMは、NB-IoT標準準拠のデバイスとの接続を実証するワイヤレス・テスト・セットだ。
CommSolidのマネージング・ディレクターであるMatthias Weiss氏は次のように語っている。「NB-IoTは、簡易な低価格のハードウェアと広いエリアカバレッジで、少量のデータを長期間に渡って伝送できるように設計されました。このため、NB-IoTモジュールには、信頼性の高さと同時に、消費電力を非常に低く抑えてバッテリー寿命を伸ばすことが求められています。1セル内の最大20万台ものNB-IoTモジュールを接続し、ネットワーク性能が担保される必要があります。NB-IoTは、5Gネットワークへの第一歩となります。」
UXMネットワーク・エミュレーション・プラットフォームを使用すると、開発者は、ラボでの実環境のシミュレーションによって、消費電力、RF性能、相互運用性など、IoTデザインの重要な性能属性を最適化できるという。
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