株式会社東芝 ストレージ&デバイスソリューション社は、無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir™」を活用した機器のIoT化を支援するためのWebサービス「FlashAir IoT Hub」にて、APIの公開を開始した。
IoT向けサービスの開発者は、このAPIを使うことによって、これまでは「FlashAir IoT Hub」のWeb上でしか扱うことができなかったデータや機能を、プログラムの手間をかけずにインターフェースを通じて自社のサービスに活用できるようになる。なお、昨年12月より、「FlashAir」から「FlashAir IoT Hub」へアップロードできるデータの種別を広げ、センサの測定データやログデータだけでなく、画像のアップロード[注]も可能になった。
無線LAN搭載SDメモリカード「FlashAir」は無線LAN通信機能を搭載したSDメモリカードで、デジタルカメラで撮影した写真やカードに保存されたデータを、その場で外部のスマートフォンやタブレットなどと共有できるのが特長の製品。さらに同製品は、ホームページ「FlashAir Developers」で開発者向けの技術情報を公開しており、その情報を駆使してIoT機器や応用システムを作成することが可能。
[注]「FlashAir IoT Hub」にアップロードした画像の保存期間は1週間。アップロード日から1週間後に自動的に削除される。
【関連リンク】
・東芝 ストレージ&デバイスソリューション
・FlashAir IoT Hub
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