Qualcomm Incorporated(以下、クアルコム)は、GE Digital・Nokiaと共に、各社のプラットフォームと技術を統合したインダストリアルIoT(IIoT)向けプライベートLTEネットワークのデモに成功したこと、また、2017年を通じて研究・フィールドトライアルを実施する計画を発表した。
プライベートLTEネットワークは、LTEを共有/アンライセンスド/専用周波数帯で利用するもので、このデモはアメリカでCitizens Broadband Radio Service(CBRS)として知られている3.5GHz帯の共有周波数帯でのLTE-TDDを活用している。5GHz帯などのアンライセンスド周波数帯はMulteFireによってプライベートLTEネットワークを構築することが出来る。
また、プライベートLTEネットワークは周波数帯ライセンス無しに企業が独自のLTEネットワークを所有・管理することが可能となり、LTEの高い性能を活用し、企業の特定のアプリケーションに適したカスタマイズをすることが出来る。
今回のデモでは、クアルコムはワイヤレステクノロジーと端末用チップセットを、Nokiaは基地局インフラとNokia Digital Automation Cloudサービスを提供し、GE Digitalは新たなコネクティビティをPredixプラットフォームに統合した。
【関連リンク】
・クアルコム(Qualcomm)
・GEデジタル(GE Digital)
・ノキア(Nokia)
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