ぷらっとホーム株式会社は、多くの企業・用途にて採用されているIoTゲートウェイ製品OpenBlocks IoT Familyに対し、管理者が遠隔地からセキュアに設定・監視・メンテナンスを実施することのできるIoTゲートウェイ統合遠隔管理サービス「AirManage for IoT」のサービスを本日4月4日より開始した。
「AirManage for IoT」はIoTゲートウェイ統合遠隔管理サービスであり、「AirManage for IoT」を利用することで、管理者はIoTゲートウェイの管理に必要な業務を遠隔地から統合的に実施することが可能となる。これまで、何百か所、何千か所へ技術者を派遣することや、現地出動でしか対応できなかった多拠点展開されたIoTシステムの管理を、遠隔地から一括して行う事で、本番環境で必要となるシステムの維持・管理コストを大幅に削減することが可能だという。
また「AirManage for IoT」によって、従来の方法では迅速に対応できなかった、遠隔地に対する緊急時のソフトウェアアップデートなど、近年益々重要になってきているセキュリティへの緊急対応が可能となる。2月より、ベータサービスの提供が行われてきたが、本日より正式サービスの開始及びサービス申込の受付を開始。また、本日のサービス開始と同時に、「AirManage for IoT」の実装の操作感や機能をすぐに確認できるよう、「AirManage for IoT」のデモンストレーション用アカウントが用意され、誰でもすぐに試すことができる環境も用意。
サービスプランは10台までのOpenBlocks IoT Familyを管理可能な「エントリープラン」、100台程度管理可能な「スタンダードプラン」、管理台数100台を超えるIoTシステムに最適な「エンタープライズプラン」の3つの料金プランをあり、顧客のIoTシステムの規模や運用形態に応じたプランが用意されている。
「スタンダードプラン」および「エンタープライズプラン」はシステムの管理者権限も付与し、複数の独立した顧客群のIoTゲートウェイの管理等に最適(テナント管理)。「エントリープラン」はテナントの管理はできないが、複数のIoTゲートウェイの管理ができ、小規模展開やIoTの実証に最適だという。
「AirManage for IoT」の機能は以下の通り。
- 遠隔監視
全てのOpenBlocks IoT Familyが正常に稼働しているかが管理画面から一括で確認可能。さらに顧客のIoTシステムの運用形態により2種類の接続形態から選択可能。
・常時型:常に監視セッションを「AirManage for IoT」サーバーと保ち、5分間隔でステータスを「AirManage for IoT」サーバーに反映。
・オンデマンド型:指定した時間間隔でセッションを開始し、ステータスなどの情報を交換後にセッションを切断するため、回線負荷、コストの低減が可能。 - リモートWEB UIアクセス
「AirManage for IoT」のサーバーを経由し、管理下にあるOpenBlocks IoT FamilyのWEB UI画面へリモートでアクセスする事ができ、個々の設定変更や確認を行う事が可能。 - リモートアップデート機能
設置・導入済みのOpenBlocks IoT Familyのファームウェアバージョン情報を監視し、常に最新のファームウェアに自動でアップデートする事が可能。また、OpenBlocks IoT Familyのファームウェアだけでなく、顧客自身がOpenBlocks IoTへ追加したソフトウェアもアップデート管理が可能。
・ダウンロード設定:OpenBlocks IoT Familyの各種ソフトウェアのアップデートファイルを手動でダウンロードしたり、時間を指定しダウンロードする事が可能。
・更新設定:ダウンロードしたアップデートファイルを適用するタイミングを、即時適用か時刻を指定して適用するかを選択可能。 - グループ管理機能
個々のOpenBlocks IoT Familyをグループ分けすることができ、グループ毎に接続形態の設定やアップデートの実行が可能。 - 時間指定アップデート機能
グループ内のOpenBlocks IoT Family毎に、指定した時間にアップデートを開始する事が可能。 - サポートログ取得機能
OpenBlocks IoT Familyにソフトウェア障害が発生した際、解析に必要なログをリモートで取得可能。 - Web API
管理下にあるOpenBlocks IoT Familyのステータスの概要などをAPIで取得可能で、顧客の運用形態に合わせたIoTシステム構築が可能。
※1・・・最低1年間の年間契約。
※2・・・2か月間の無償トライアル期間が付属。
※3・・・管理台数の目安台数。また、スタンダードプラン(約100台)の規模を超える場合、契約期間中にエンタープライズプランへ移行する事も可能。
※4・・・ひとつのAirManage for IoTサーバーでの最大管理可能ノード数は8,000台程度。
※5・・・ノードの追加はぷらっとホームにて対応。
※6・・・システム管理者・テナント管理者でできる事の違いは下記。
システム管理者(スタンダードプラン/エンタープライズプランに付与される権限)
・ノード管理:OpenBlocks IoT Family(ノード)をAirManage™ for IoT管理下に追加・削除
・テナント管理:テナントの追加・削除
・その他、テナント管理者で出来ることの全て
テナント管理者(スタンダードプラン/エンタープライズプラン/エントリープランに付与される権限)
・ノード管理:OpenBlocks IoT Family(ノード)をAirManage for IoT管理下から削除
【関連リンク】
・ぷらっとホーム(Plat’Home)
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