ファーウェイ(Huawei/華為技術)は米インテルとの新たなパートナーシップを発表し、5Gネットワーク向け無線インターフェース「5G New Radio(NR)」に基づく相互運用性の開発テスト(IODT)を開始した。
本年2月のMobile World Congress(MWC)2017会期中に開催されたグローバル5Gテストサミットにおいて、ファーウェイとインテル、また通信事業者各社は5G技術の試験を通じてグローバルで統一された5G規格を推進するとともに、通信事業者、通信機器メーカー、垂直産業パートナー間の連携を強化し、チップセットから通信端末、ネットワークインフラストラクチャ、試験装置にいたるまで統一された産業チェーンを創出することで、グローバルな5Gエコシステムの構築を目指していくことを発表していた。
ファーウェイとインテルによる相互運用性の開発テストの開始は、この5Gエコシステムの構築実現に向けたアクションの一つとなる。
両社はCバンドを含む6GHz以下の周波数帯でファーウェイの5G基地局プロトタイプとインテルの第3世代の5Gモバイルトライアルプラットフォーム(Mobile Trial Platform)をベースに、ミリ波、モビリティなど、主要な5G NR技術のパフォーマンスを共同で検証する予定だ。
【関連リンク】
・ファーウェイ(Huawei/華為技術)
・インテル(Intel)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。