インフォコム株式会社は、帝人株式会社が「消防機能向上への取り組み」の一環として開発した「スマート消防服」に内蔵するセンシングデバイスを共同開発したと発表した。
帝人は2019年以降に「スマート消防服」による消防隊員の安全警報システムの実用化を目指し、消防活動における様々な実証実験を重ね、深部体温の予測式やアルゴリズムの構築に取り組んでいる。
「スマート消防服」はセンシングデバイスから管理システムに送信された消防隊員のビッグデータを収集・解析し、深部体温の予測による熱中症リスク警報の発信など、消防隊員の安全管理に活用が期待されるソリューションだ。そこに今回インフォコムが開発したデバイスが使用されることになる。
【関連リンク】
・インフォコム(INFOCOM)
・帝人(TEIJIN)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。