株式会社スマートバリューとシビラ株式会社は、ブロックチェーンとモビリティIoT技術を活用したIoTデバイス「Broofウォレット」を開発した。
ブロックチェーン技術は、ネットワークの参加者全員が取引履歴の正当性を検証でき、非改ざん性の高い分散型アーキテクチャを可能にするとして、最近益々注目を集めている。
両社は、本年2月よりシビラ独自のブロックチェーン「Broof」を用いて構築した「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」の提供を開始した。
これは既存のサービスやIoT機器をブロックチェーンにつなぐことができるサービスで、ブロックチェーン上に新たなサービスやプロダクトの開発を実装することでよりセキュアなIoT環境や不正ができない社会システムの構築を目指したものだ。
そして今回、スマートバリューが持つコネクティッド技術のノウハウとシビラが持つブロックチェーン技術を活用し、IoTデバイスで動作する「Broofウォレット」を共同開発した。
これは、ウォレットが生成する数学的に偽造が極めて困難なデータをブロックチェーンに直接書き込むことで、高いセキュリティを実現するIoTデータプラットフォームだ。M2Mで1円未満の超小額決済(マイクロペイメント)が可能だという。
【関連リンク】
・「ブロックチェーンツナグプラットフォーム」
・スマートバリュー(Smartvalue)
・シビラ(SIVIRA)
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。