ジョンソンコントロールズ株式会社は本日ビルシステムのビッグデータをAIとIoTを活用したプラットフォームに価値ある情報として集積し、多様なアプリケーションで用途に応じて活用できるデジタルソリューションを発表した。また、
ジョンソンコントロールズ株式会社は、様々なビルシステムから収集される複雑なビッグデータをクリーニング・正規化し、有益な情報として活用しやすくするデジタルクラウドプラットフォーム「Digital Vault」を開発した。さらに、同プラットフォーム上に構成される様々なアプリケーションによって、顧客の細かなニーズに合わせて建造物内環境の効率化および最適化を自律的に運用する環境や体験を「アズ・ア・サービス」として提供する。
Digital Vault上で機能するジョンソンコントロールズのAIアプリケーションには、Microsoft Azure上に構築されたDigital Twins、スマートエクスペリエンス、エネルギー予測、不具合検知および診断、HVAC(空調冷熱機器)運用の最適化、予知保全とスケジューリングが含まれる。
また、クラウドベースのビル設備データ解析プラットフォーム「ジョンソンコントロールズエンタープライズマネジメント(JEM)」、テナント向けファシリティマネジメントシステム「コンパニオン」、Connected Converged Security(集約セキュリティシステム)などのアプリケーションもDigital Vaultとともに機能する。
今回、ジョンソンコントロールズは、同デジタルソリューションの発表とともに、日本を含むアジア太平洋地域において同ソリューションの導入案件を拡大すべく、DX、AIおよびIoTに関する経験を有しているAPACデジタルソリューション担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーにアルビン・ウン(Alvin Ng)氏が就任したことも合わせて発表した。
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