社会の持続可能性に対しての企業の貢献を期待する声は高まり続けており、多くの企業がSDGsへの取り組みを開始している。しかし、取り組む企業からは、SDGsに取り組む戦略策定から取り組み進捗・結果の情報発信までのSDGsバリューチェーン全体を設計することが難しい、設定した目標の達成に向けた多様なアプローチの中で最適な選択が分からない、といった課題も出ている。
凸版印刷株式会社は、事業におけるSDGs貢献の一環として、企業のSDGsバリューチェーン全体を川上から川下までワンストップで支援する事業部門横断SDGs支援専門チーム「TOPPAN SDGs Unit」を編成し、2021年2月8日から活動を開始した。
同チームでは、企業の経営理念やビジョン、事業形態に合わせたSDGs戦略ロードマップを策定し、その企業ならではの独自性のある取り組みによるSDGs達成への貢献の最大化を支援するとしている。
また、凸版印刷の幅広いリソースを活用し、リアルなものづくり支援から「トッパン・デジタルトランスフォーメーション」による効率的なサプライチェーン構築まで、多様な選択肢から最適な提案・支援を行うという。
統合報告書やサステナビリティレポートなどの情報発信やステークホルダーとのコミュニケーションなど、企業に最適なエンゲージメント手法の設計・支援も行うとしている。
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大学卒業後、メーカーに勤務。生産技術職として新規ラインの立ち上げや、工場内のカイゼン業務に携わる。2019年7月に入社し、製造業を中心としたIoTの可能性について探求中。