海面養殖、陸上養殖では、生簀内の水温や酸素含有度など水質が魚の生育に影響を与えるため、水質データのモニタリングが必要だ。モニタリングは、「水温を測る」「匂いの変化をとらえる」「目視で確認する」など、時間と手間がかかるうえ、経験に頼る属人化による後継者不足などの課題がある。
そこで株式会社アイエンターは、IoT・AIを活用した養殖業における水質監視や、魚体サイズ推定の技術をブランド展開する「i-ocean(アイオーシャン)」を発表した。
アイエンターでは、以前より海面養殖、陸上養殖の生簀の水質計測を自動化し、Webブラウザから水質データをリアルタイムで参照することができる「IoT水質センサー」と、ディープラーニングの物体検出技術を活用して魚体を測定する「魚体サイズ算出装置」を提供しており、それらを合わせたマリンテック事業を「i-ocean」としてブランド展開していく。
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