近年、デジタル時代に対応したデータを利活用する人材や、データサイエンティストの育成が重要課題となっている。実際にデータをビジネスに活用するには、データ分析力だけでなく、現場で培われるビジネススキルも不可欠である。
日本電気株式会社(以下、NEC)は、データ起点でDXを加速させるため、AIソフトウェア「dotData」を活用した人材育成サービス「DX人材育成サービス」の販売を開始した。
dotDataは、dotData, Inc.が開発したAIを活用してデータサイエンスプロセス全体を自動化するソフトウェアである。dotDataを活用した同サービスを受講することで、現場担当者でもデータ分析が可能になり、現場から企業のDX加速を実現するという。
同サービスでは、集合形式とOJT形式の2つの研修をオンラインで実施する。集合形式研修ではDX最新事例を用いたデータ活用例の紹介とデータサイエンスの基礎講座の2講座に加え、dotDataの活用方法をハンズオンで学習する。OJT形式研修では、5~6人のチームを組み、NECのdotData専任のデータサイエンティストと共に自部門のユースケースをdotDataで分析し、その結果から施策定義を行うまでを実施する。
NECは同サービスの販売目標として、1年間で20社を掲げている。
なお、販売価格は10,000,000円(税抜)である。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。