近年、デジタル庁の設置やデジタル田園都市国家構想の実現に向け、政府主導でデジタル化の流れが加速している。こうした流れの一環として、自治体においてはデジタル技術を活用した住民サービスの利便性の向上や業務効率化が求められている。しかし、多岐にわたる業務の中からどの業務をデジタル化していけば良いのか、数あるICTサービスの中からどれを導入すれば職員が活用でき、効果が得られるものなのか等、検討を進めるのが難しいといった課題がある。
NECネッツエスアイ株式会社は、自治体の業務の可視化・分析を行い、DX推進計画の策定や業務効率化に最適なICTサービスの導入や運用サービスの提供につなげる「自治体DXコーディネートサービス」の提供を開始した。
同サービスは、NECネッツエスアイのデジタル化推進コンサルタントが企業とともに現状業務の可視化、分析を行い、デジタル化の対象となる業務を抽出、対策案を整理する。その結果をもとに、企業が抱える課題の解決に適したICT・DXサービスや運用サービスを提案するとともに、DX推進計画の策定を支援する。
NECネッツエスアイは今後、同サービスを2025年までに150自治体に提供することを目指している。
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