リコーは4月6日、Sansanと、中堅・中小企業の経理業務のデジタル化と、10月に開始されるインボイス制度などの法対応の推進で業務提携したと発表した。
今回の業務提携を受け、2社はSansanのインボイス管理サービス「Bill One」をベースに共同企画した新サービス「Bill One for RICOH」の提供を4月中旬頃に開始する。
また、中堅・中小企業が導入しやすいオリジナルプランの「Bill One for RICOH」を、リコーのクラウドサービス「トレード帳票DXシリーズ」の商品としてラインアップし、企業間の商取引のデジタル化を促進する。
サービス提供にあたっては、リコーグループの国内販売会社のリコージャパンが、全国の中堅・中小企業の顧客に地域密着の伴走型サポートでDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務改善を支援する。
リコーとSansanでは、これまでアナログが中心の経理業務のDXを推進してきた両社が手を組むことで、中堅・中小企業のDXを支援できると確信し、今回の業務提携に至ったとしている。
今後は「トレード帳票DXシリーズ」と連携し、リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration(RSI)」上でのデジタルデータの活用など、継続的な機能の拡充や販売体制の強化を両社で検討していくという。
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