リクルートは4月20日、飲食店向けオーダーシステム「Airレジ オーダー」は、来店客がスマートフォンなどのデバイスを使って、オンラインでセルフ会計ができる機能の提供を開始したと発表した。
新機能では、来店客がテーブルに備え付けられた決済用QRコード、スタッフが注文を受ける端末上で表示した決済用のQRコードをデバイスで読み取り、クレジットカード情報を入力すれば会計が完了する。
機能を利用することで、客は支払いのためにレジ前で並んだり、何度もスタッフを呼んで会計の依頼をしたりする必要がなくなる。店舗にとっても、QRコードを案内するだけで会計業務が終わるため、来店が集中するピークタイムでも、業務の手を止めずに済む。
「Airレジ オーダー」はこれまで、来店客のデバイスからいつでも注文できる「セルフオーダー」を利用する店舗でのみ、オンライン決済の利用が可能だった。
「オンライン決済」は、レジを通さなくても、来店客が席にいながら自身のデバイスで支払いができる仕組みを指す。今回、「セルフオーダー」を利用しない店舗でも、利用ができるようにした。同社では今後も今まで以上にオンライン決済機能を広げることで、店舗の注文と会計業務の効率化を実現するとしている。
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