コクヨ株式会社と野々市市立館野小学校は、小学校低学年の家庭学習習慣化について、IoT文具を活用した実証実験を開始した。
IoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付けるセンサ付きアタッチメントで、スマホアプリと連動することによって、家庭学習の習慣づくりをサポートする商品だ。主に小学校低から中学年を対象としている。
今回、このIoT文具を活用することで、家庭学習における親の伴走環境のあり方を、野々市市立館野小学校と共同で実証検証する。
具体的には、現在の教育課題である学力の2極化、学習データを用いた学校教育の2点に着目し、「しゅくだいやる気ペン」を活用することで、それぞれどの程度の改善効果、気づきや新たな課題の発見等を抽出することで、学校教育と家庭学習支援のあり方を探っていくというものだ。
定期的にアンケートやデータ集計を用いて、家庭学習の意欲の変化、習慣化、学習意欲や学力の変化を分析する。
なお、実証実験では、野々市市立館野小学校の新3年生の全ての児童(79名)を対象に、各家庭で数か月間にわたって実施し、実証検証終了後、結果を発信する計画だ。
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