GVA TECH株式会社は、法務データ基盤システム「GVA manage(ジーヴァ マネージ)」において、AI法務アシスタントに過去案件AI機能が追加した。
「GVA manage」は、生成AIを活用しやすくするために、法務案件の受付段階から法務データ(契約書のバージョン、コメント、参考資料など)を構造的に整備するデータ基盤システムだ。法務案件の受付管理と同時に、法務データの整備が自動で行われるため、データ整備のための別途作業が不要となる。
今回、「GVA manage」のAI法務アシスタント機能がアップデートされ、類似の過去案件の方針を参照できる機能の「過去案件AI」をリリースした。
この機能では、「GVA manage」内で蓄積された契約書、契約類型・立場、依頼部署や担当者などの案件項目、メッセージのやりとりから、現在とりかかっている案件と類似の案件を検索し、その類似案件で行った対応方針をまとめ、チャットボット形式で回答する。
新規の法務案件に対応する際、このAI法務アシスタントを活用することで、最大5つの過去の類似の案件を抽出し、AIがそれらを基に法務対応の方針を要約する。
また、案件名や取引先名は一覧表示され、詳細情報確認にアクセスできる。さらに、AI法務アシスタントで参照される情報は、「GVA manage」で案件受付管理をすることで、自動的に蓄積される。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。