エクシオグループ株式会社は、通信キャリア、都市インフラ、システムソリューションといった事業を展開しており、IT系グループ会社と連携しながらDXに取り組んでいる。
その過程で、2007年に運用を開始した基幹システム(SAP)およびintra-martを開発基盤とする周辺システムの老朽化が進む一方、ビジネス変化と並行して外部サービスとの連携やユーザビリティの面でも新たな課題が顕在化していたのだという。
こうした中、エクシオグループは、ERPフロントの事業領域のシステム刷新を目的に、株式会社NTTデータ イントラマート(以下、イントラマート)のエンタープライズ・ローコードプラットフォーム「intra-mart」を導入した。
「intra-mart」は、企業内に存在する様々な業務システムを同一のプラットフォーム上に集約し、ローコードアプリケーション開発を行うことができるサービスだ。
さらに、業務プロセスのフルオートメーション化をサポートする機能と、APIコンポーネント群を搭載しており、グループ企業全体での共同利用やクラウド利用が可能だ。
今回「intra-mart」を導入したことで、ローコード開発により8割以上の内製化率を実現し、グループ全体で利用可能なERPフロントシステムの刷新に成功したのだという。
また、業務の標準化に伴う入力作業の削減とユーザビリティの向上と、グループ会社を含めた利用規模を拡大することができた。
今後エクシオグループは、今回の「intra-mart」を活用したERPフロントの事業領域の刷新に続き、グループ全体のシステムとデータを連携する仕組みを検討していくとしている。
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