NECネクサソリューションズ株式会社は、同社が提供する製造業向けERPシステム「EXPLANNER/NX」において、化学・素材製造業、部品製造業向けの機能を強化し、2025年7月11日より提供を開始する。
「EXPLANNER/NX」は、化学・素材製造業における連産品や副産物の発生への考慮、部品製造業における内示と確定受注の切り替え、およびそれに基づく生産計画立案など、業界固有の業務課題に対応したERPシステムだ。
今回新たに、インターフェースを開発することなく周辺システムとの連携を容易にする変換ツールや、ERPのシステムに蓄積されたデータを出力を可能にする汎用データ出力が追加された。
また、電子帳票プラットフォーム「invoiceAgent」との連携を可能とし、電子帳票の送受信によるペーパーレスを実現する。
さらに、部品製造業の金型マスタの管理を可能とし、金型償却管理を行うためのショット数の把握もできるようになった。
他にも、試作品や製番製造において、担当者や製番ごとに作業実績の日報入力が可能となったほか、月次および月中の原価積み上げと原価把握が行えるようになったとのことだ。
関連記事:製造業で活用されるシステムについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
生産管理システムとは?導入プロセスやメリットをわかりやすく解説
MES(製造実行システム)とは?機能や導入ステップ、課題などをわかりやすく説明
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。