電源開発株式会社(以下、Jパワー)とKDDI株式会社は、Jパワーが保有する全国の水力発電設備約40箇所でのドローン点検実証を、2021年11月1日から順次実施していることを発表した。
この実証では、ダム、配電線、建屋などの電力関連設備をドローンで撮影、三次元モデル化し、設備異常の自動検出や経年劣化状況の解析といった技術を用いて、作業効率化、既存の点検作業との精度の比較や、代替可能性などを検証する。
なお、JパワーはKDDIの協力の下、2021年8月に設備点検でのドローン活用を推進する総合窓口をJパワー社内に設置しており、今回の全国点検実証後も、電力設備のドローン点検への取り組みを推進していくとしている。

