DJI JAPAN 株式会社の農薬散布ドローン「Agras MG-1」が、一般社団法人 農林水産航空協会の性能確認番号を取得した。今後は、オペレーターを育成する教育施設および整備事業所の準備を進め、2016年内には製品の販売、出荷を開始する。販売価格は、機体本体、バッテリー2本、充電器含めた基本セットは200万円以内を予定している。
DJIのAgras MG-1は、液状の農薬、肥料および除草剤の様々な散布を適正な割合でおこなうために設計されたオクトコプターで、農業分野において効率性と管理能力が更に向上する。MG-1は、強力な推進システムにより、農薬や肥料などの液体を10kgまで搭載し飛行することが可能。また、そのスピードとパワーの組み合わせにより、一回の飛行で約1ヘクタールの面積をカバーすることが可能なため、手作業に比べ40~60倍のスピードで散布作業を行うことができるそうだ。
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