企業・自治体向け業務用ドローンソリューションのプロバイダーである株式会社ブイキューブロボティクス・ジャパン(以下、ブイキューブロボティクス)は、ドローンを活用したIoTプラットフォームの開発を行うH3 Dynamicsの全自動運用ドローンシステム「DRONEBOX(ドローンボックス)」を使った商用サービスの提供を開始すると発表した。本年10月に試験飛行を宮城県仙台市で実施する予定だ。
https://youtu.be/ehSbl4TiqNE
H3 DynamicsのDRONEBOXは、ドローン機体に加えて自動離着陸や自動充電に対応する基地が一体となったシステム。あらかじめ設定されたルートへの自動飛行や、画像・映像の撮影が可能なため、大規模な工場の巡回や設備の点検など、人が現地に赴くことなく、自動的に業務を遂行することが可能だ。
今回開始する商用サービスでは、そこにブイキューブロボティクスのリアルタイム映像コミュニケーションサービスや画像認識・解析サービス等と組み合わせることで、以下の機能を可能とする。
- 自動離着陸・自動充電・自動データリンクを可能としたドローン基地
- あらかじめ設定されたルート・スケジュールに基づいた定期自動巡航
- 様々なアプリケーションと組み合わせた業務の自動遂行
- クラウドと連携した高度な情報処理
【関連リンク】
・ブイキューブロボティクス(V-cube Robotics)
・H3 Dynamics
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技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。