株式会社かもめやとスロヴェニアのAirnamics d.o.o.は、両社が2016年9月より共同開発を進めていた次世代物資輸送無人航空機(コードネーム:KamomeCopter:カモメコプター)が完成し、スロヴェニア国内において飛行試験を開始したと発表した。
この無人航空機は、垂直離着陸が可能な固定翼機(VTOL型)で、小規模な離島をはじめとする狭い離着陸スペースでも運用が可能、機体内部に運搬物資を格納できる物資輸送専用機として、世界最大クラスの機体となるという。
先日、スロヴェニア国内において初飛行試験を実施し、基本的な空力性能試験等を完了したということだ。両社は、2018年春以降、日本国内での実験に向けて最終調整を進めていくとしている。
カモメコプターのプロトタイプ仕様は以下の通りだ。
- 翼長: 3.85m
- 最大離陸重量: 29 kg(3kg貨物搭載時)
- 巡航速度: 100 km/h
- 最大速度: 140 km/h
- 最大貨物積載量: 3 kg
https://youtu.be/2GFkFzlsav4
【関連リンク】
・かもめや(KAMOMEYA)
・Airnamics
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