株式会社マネーフォワードは、金融機関向けサービスを開発する部門「Money Forward X」にて、金融機関による個人顧客向けのマーケティング活動を支援する機能の開発を強化すると発表した。
その取り組みのひとつとして、マネーフォワードのバンキングアプリ「BANK APP」と、株式会社プレイドが提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」を連携させ、データ分析に基づいたマーケティング活動を支援する。
「BANK APP」は、入出金明細や投資信託の運用状況の照会、口座開設や振込・振替、住所変更手続など、さまざまな金融サービスを利用できるバンキングアプリだ。地域金融機関やシステムベンダーとの協業により、勘定系システムと連携しているため、インターネットバンキングを契約していない利用者も含めて利用することができる。
一方「KARTE」は、顧客の属性やアプリ上での行動をリアルタイムに解析して可視化できるCXプラットフォームだ。
今回の連携により、「BANK APP」を導入する金融機関は、マネーフォワードの自動マーケティングシステム「X-Insight Marketing(以下、XIM)」を通じたマーケティングの自動化に加え、「XIM」のニーズ検知結果と「KARTE」の行動解析データを掛け合わせ、よりパーソナライズした提案を実施できるようになった。
なお、「KARTE」と連携した「BANK APP」は、株式会社三十三銀行での導入が決定しており、三十三銀行のアプリは2025年秋頃に提供開始予定とのことだ。
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