シンプレクス株式会社は、JPYC株式会社にステーブルコイン取引システムを提供すると発表した。
JPYCは、日本円連動ステーブルコイン「JPYC(JPY Coin)」の発行・運営を行っている。
「JPYC」は、1JPYC=1円で取引される、パブリックブロックチェーン上で作られたプリペイド型のステーブルコインだ。JPYCは、2023年3月には関東財務局から第三者型前払式手段の認可を受けており、現在は、JPYCを償還可能にする資金移動業ならびに電子決済手段等取扱業のライセンスを取得および、ステーブルコイン取引サービスの開始を目指している。
今回、シンプレクスは、同ステーブルコイン取引サービス開始に向けた準備として、ステーブルコイン取引システムの構築を進めているとしている。
同システムには、シンプレクスのソリューション「Simplex Crypto Assets」と「Simplex Fourth」を活用し、アカウント開設、ステーブルコインの取引、ウォレット、管理画面・帳票作成などステーブルコイン取引サービスに必要な一連の機能を実装する計画だ。
また、サービス開始に向けて、シンプレクスはシステムの提供だけでなく、金融庁認可に向けた準備や業務設計など、サービス開始までのサポートを行うとしている。
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