TOPPAN株式会社は、地方銀行と地元の個人顧客とのリレーションを強化するデジタルマーケティングの環境構築と、カスタマーデータプラットフォーム(以下、CDP)とマーケティングオートメーション(以下、MA)の運用支援を行うデジタルマーケティングサービスの提供を開始した。
その第一弾として、株式会社ひろぎんホールディングスにおいて、2024年8月下旬より本格的に運用を開始したと発表した。
このサービスでは、コンサルやイベント、セミナーといった対面および、アプリやSNS、メールといったデジタルでの顧客のデータを把握し、パーソナライズされた提案を行うものだ。短期的な売上効果だけでなく、中長期なエンゲージメント向上を目指す。
銀行との取引額やサービス利用だけでなく、アプリ利用やアンケート回答など、直接金銭的価値を生まない価値ある行動なども活用するほか、顧客の属性やライフステージなどのデータも活用することで、イベントやセミナーなどのリアルな施策も実施する。
TOPPANは、今後ひろぎんホールディングスにおいて、営業支援システム連携による営業活動の効率化、店舗における接客の最適化や、AI活用によるコミュニケーション自動化、業務効率化などを通じてBX(ビジネストランスフォーメーション)の推進を支援するとのことだ。さらに、同サービスを他の地方銀行や地域の金融機関などに展開する計画だ。
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