クアルコムは、アウディ、ドゥカティ、エリクソン、SWARCO、カイザースラウテルン工科大学とヨーロッパ初のオートバイ、自動車、路側インフラストラクチャー間でのセルラーV2X直接通信のライブデモをドイツ・インゴルシュタットで実施した。
デモでは、Qualcomm 9150 C-V2Xチップセットソリューションを搭載したAudi Q7・Audi A4・Ducati Multistrada 1200 Enduroにより、交差点での衝突に対する警告など、オートバイと自動車の間でよく起きる状況に対してセルラーV2X技術がいかに安全性向上に活用できるかが検証されたという。
昨年1月、クアルコムは、アウディ、エリクソン、SWARCO、カイザースラウテルン工科大学と、セルラーV2Xのトライアルを実施するコンソーシアム「Connected Vehicle to Everything of Tomorrow (ConVeX)」の結成を発表していた。
セルラーV2X技術はグローバルに自動車業界・通信業界によりサポートされており、アウディ・エリクソン・クアルコムが共同創設企業でもある「5G Automotive Association(5GAA)」は現在、85社以上が加盟している。
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