株式会社ZMPは、市販車ADAS機能の公道走行テストなどで活用されている計測データの収集サービス「RoboTest」を提供してきたが、収集したデータや顧客の保有データへのタグ付け・分析や解析作業を総合的にサポートする新しいプラットフォームサービス「RoboDataPlatform(ロボ・データ・プラットフォーム:以下、RDP)を発表した。
同プラットフォームサービスは、ZMPが提供しているデータ計測サービスRoboTestの新しいメニューとして開発。同プラットフォームでは、データを解析するためZMPが提供する基本アプリケーションの他、ユーザ自身がアプリケーションを登録し、それら複数アプリケーションを連携してアウトプットを得ることができる。
ZMPが提供する基本アプリケーションは、映像や車両操作データ、GPS、IMUといった走行時のデータを同時に表示するようなビジュアライズアプリ、車両の操作状態から自動で直進・右左折などのシーン分けを行うアプリ、さらに映像へ自動でラベル付けなどのアノテーションをするアプリなど、取得したデータを効果的に活用するためのアプリケーション群を提供する。
ユーザーは基本アプリケーションに加え、RDP上で提供されるAPIを利用してユーザ独自の分析アルゴリズムを実装したアプリケーションを登録し、ZMPの提供する基本アプリケーションとユーザアプリケーションを組み合わせたり、アプリケーション間でデータを連携し、処理をすることが可能。
これによりユーザーは、目的に応じて保有するデータを効率的に処理・分析するツールとして利用することができる。
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