ルノー・日産自動車・三菱自動車の戦略的ベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」は、トランジットの最新の資金調達ラウンドで投資を行った。
トランジットは、カナダ・モントリオール市に本社を置くマルチモーダル交通用のアプリを開発している企業だ。同社のモバイルアプリ・プラットフォームは、公共交通機関、配車サービス、自転車シェアリング、スクーターシェアリングを統合するマルチモーダル交通の実現を可能にする。
交通機関からのリアルタイムのデータをユーザーからのデータと組み合わせて集約・マップ化しており、リアルタイムで通知を受信する機能を有効にすると、同アプリは現在の車両の場所をリアルタイムで追跡し、停留所に向けての出発時刻、降車時刻をユーザーに知らせるとともに、目的地への到着予定時刻も、交通状況に応じて通知するという。
今回の投資は、都市のモビリティをシームレスで利用しやすいものにすることを目指すトランジットの取り組みを後押しするとともに、無人運転車両による配車サービスのリーダーかつ公共交通やカーシェアリング用の車両プロバイダーになるという中期計画「アライアンス2022」の戦略にも合致するものだという。
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・三菱自動車(MMC)
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