新しいモビリティーサービスの社会実装に挑戦し、地方の移動課題および地域活性化に挑戦する地域や企業に対し、経済産業省と国土交通省が支援を行う「スマートモビリティチャレンジ」。
2019年6月21日に開催された「スマートモビリティチャレンジシンポジウム」では、経産省・国交省から「パイロット地域」「先行モデル事業」に選出され、多様な経済活動と連携し地域全体を活性化するMaaS(=モビリティ・アズ・ア・サービス)に取り組む5つの自治体が登壇し、講演を行った。
最後は島根県大田市より、過疎地における定額タクシーを中心としたMaaS構想が発表された。
森山昌幸氏
講演では冒頭、大田市政策企画部まちづくり定住課課長の藤原和弘氏(トップ画像)より市の概要が紹介された後に、交通に関するコンサルティングやシステムを製造・販売する株式会社バイタルリードの代表取締役・森山昌幸氏より、MaaS構想についての具体的な説明があった。
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1986年千葉県生まれ。出版関連会社勤務の後、フリーランスのライターを経て「IoTNEWS」編集部所属。現在、デジタルをビジネスに取り込むことで生まれる価値について研究中。IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。