近年、自動車業界では、CASEであるコネクテッド化、自動化、共有化、電動化が進んでいる。
このような中、ニュアンス・コミュニケーションズ(以下、ニュアンス)より正式に独立したCerence Inc.(以下、セレンス)は、次世代の自動車向けソフトウェアを提供する新会社とし10月1日に稼動を開始した。セレンスは、主に、音声、タッチ、ジェスチャー、感情、および視線に関する技術を統合し、ドライバーと自動車、それらを取り巻くデジタル世界とのより深いつながりを創出する。
セレンスでは、AIを活用したモビリティ・アシスタント・ソリューションを構築している。ニュアンスが有するオートモーティブ部門としての20年の歴史をもとに、現在、世界でおよそ3億台の自動車に搭載され、70以上の言語をサポートし、アウディ、BMW、ダイムラー、フォード、吉利汽車、GM、上海汽車、トヨタなどの世界の主要な自動車メーカーの採用実績を持つ。
また、世界の主要自動車メーカーと提携し、自動車がドライバーを認知し、反応し、そして学習するインテリジェントな没入型車内エクスペリエンスをカスタムビルドする。
セレンスは、サードパーティのバーチャル・アシスタント、および自動車メーカーブランドのインターフェイスと、オープンで中立的なプラットフォームを組み合わせたソリューションを提供するとした。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。