比亜迪股份有限公司(以下、BYD)とトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は本年11月8日、電気自動車の研究開発会社設立に向けた合弁契約を締結した。
新会社は2020年中に中国国内での設立を目指しており、BYDとトヨタがそれぞれ50%ずつ出資する。
事業内容は、「電気自動車及びそのプラットフォーム、関連部品の設計・開発など」で、両社のこれらの業務に関わる人員が新会社に移管される予定だ。
BYDは、1995年に電池事業で創業し、現在は電動車だけでなく大型蓄電池を含めたトータルエネルギーソリューションを提供する会社だ。
社名のBYDは「Build Your Dreams」の頭文字であり、電動車用主要部品(電池、モーター、パワーエレクトロニクスなど)はコア部品として自社開発している。
トヨタは、電動車は普及してこその貢献という考えのもと、グローバルに電動化推進に取り組み、中国においては、トヨタ自動車研究開発センター(中国)投資有限会社、一汽トヨタ技術開発有限会社及び広汽トヨタ自動車有限会社の3つの研究開発拠点で、クルマづくり及び電動化普及に取り組んでいる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。