東京圏における1日の1人当たりの平均通勤時間は1時間45分(NHK放送文化研究所調べ)とされていて、通勤に費やす時間をどう有効活用するのかということについては、各個人がいろんな方法を模索しているところだろう。
そんな中、将来の完全自動運転時代をイメージし、閉鎖空間の中でまとまった時間があるとした場合にキャリア形成や転職活動ができないものかと考えたパーソルキャリアが、MONET Technologiesと共同で、実証プロジェクト「Showfar」を行う。
今回の実証実験では、キャリアについて悩みを抱えながらも、ゆっくり考えたり情報収集したりする時間がない人のために、週一回、ハイヤーにのって通勤を行う。
一回目に、パーソルキャリアの担当者がこれまでのキャリアについてヒヤリングを行い、履歴書や職務履歴書の作成を代行する。そして、その情報を企業に提供し参加者に興味を持った企業が、二回目以降のハイヤー通勤の途中にオンライン面談を行うということだ。
今回の取り組みで、自動運転時代に生まれる「パーソナル空間」の活用方法として、あらたなライフスタイルが生まれる可能性を模索しているといえる。
Showfarプロジェクトの特設サイトはこちら。
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