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デンソーテンの安全運転管理テレマティクスサービスに新機能搭載、AIが「ながら運転」等を自動検知

デンソーテンの安全運転管理テレマティクスサービスに新機能搭載、AIが「ながら運転」等を自動検知

社有車や営業車を管理している企業にとって、人の安全を守るために事故の未然防止を図ることが必要である。しかし、万が一交通事故を起こしてしまった場合、経済的な損失だけでなく、社会的な信用失墜による事業機会損失にもつながるため、様々な企業で広く安全管理の意識が高まっている。

株式会社デンソーテンの法人向け通信型ドライブレコーダー「G500Lite」のサービス利用者の映像データを分析によると、前方不注意や漫然運転など「ながら運転」や安全確認が不十分といった事故要因が非常に多いことが判明した。

このほど、デンソーテンは、G500Liteを用いて安全運転を支援する「安全運転管理テレマティクスサービス」の新機能として、ドライバーの脇見・スマートフォン操作による片手運転などの「ながら運転」「居眠り運転」をAIが自動で検知する機能や、道路交通法遵守を可視化する機能などの提供を開始した。なお、同サービスは既に導入済みのユーザーも買い換えなしに利用できる。

同サービスは、社有車や営業車を管理している企業において、安全運転の「計画」「記録」「解析」から「教育・学習」までトータルでサポートする。データ収集・分析などを自動化することで、運用の手間やコストをかけずに効率的な安全運転指導が可能となり、簡単・リーズナブルに安全運転管理が行える。

今回新たに登載する機能の内容は以下の通り。

今回、新たな機能を追加することで、管理者は映像を用いてより具体的で効率的な安全運転指導を事後的に行うことが可能になり、事故予防だけでなく、ドライバーに対する法令遵守への習慣づけにつながるとしている。

なお、月額サービス利用料は2,200円/台・月となっている。

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