近年、衝突などの事故防止や自動運転の実現にむけて、車とあらゆるものが直接通信するV2Xの活用が進んでいる。
V2X通信には、狭域通信である「DSRC」方式と、V2Xアプリケーション向けの通信方式「セルラーV2X(C-V2X)」方式の異なる無線方式が存在しており、国や地域によって対応する方式が異なっている。そのため、その国や地域によって異なる設計が必要で、複雑化の要因となっていた。
そうした中、株式会社村田製作所は、Autotalks社のチップセットを搭載したV2X向け通信モジュール「Type 1YL」と「Type 2AN」を開発した。
「Type 1YL」と「Type 2AN」には、村田製作所のハイブリッドワイヤレス技術が搭載されており、DSRC通信とC-V2X通信の両方を同じモジュール上でサポートする。
このプラットフォームを通じて、V2Xのシステム基盤の提供のほか、エンジニアリングチームによるアンテナ設計とソリューション最適化をサポートすることも可能だ。
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