株式会社NTTデータとヴァレオ、Embotechは、自動駐車ソリューションの提供を目指し、共同でコンソーシアム「VEN.AI」を結成した。
VEN.AIは、センサー、5Gなどのコネクティビテ、オフボード・コンピューティングを使用して専用の駐車スペースに車両を誘導するため、車両側の必要要件がほとんどないインフラストラクチャ・ベースのソリューションを提供する。自動駐車ソリューションは、車両を製造する組立工場、アウトバウンド・ロジスティクスの物流拠点、車両フリート オペレーターのデポ、小売店舗、自動ヴァレー駐車サービスを備えた駐車場など、さまざまなユース・ケースで活用できる。
初期段階では、VEN.AIは製造現場のユースケースに注力し、製造ステーション間で車両を自動的に誘導することで、自動車メーカーが組立工程の効率化につなげる。その後、車両を組立ラインの最後から出荷エリアの専用スポットまで駆動する。これにより、組立工程がより効率的になり、時間とコストの節約が期待できる。
また、今回使用するセンサーでは、駐車場で車を検出して位置を特定し、周囲の環境を認識することができる。この情報は、アルゴリズムによって利用可能な駐車スペースに車を正確に誘導するために使用される。
さらに、VEN.AIは駐車自動化のソリューションをグローバルな生産システムに統合し、EVの自動充電を追加し、車載センサーを使用して広い駐車場での効率と柔軟性を向上させるとのこと。グローバル展開には、24時間年中無休の運用サポートも含まれる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。