株式会社JVCケンウッドは、同社が提供するタクシー配車業務を支援するクラウド型配車システム「CABmee」と、DiDiモビリティジャパン株式会社が提供するスマートフォン向けタクシー配車アプリ「DiDi」のドライバーアプリを連携し、同アプリからの注文を「CABmee」専用タブレットで利用可能とすることについて合意した。
これまで「DiDi」を活用するタクシー車内には、無線注文用のタブレットと、タクシー配車アプリ「DiDi」専用のタブレットを配備する必要があったが、今回の連携により、両方の注文を1台のタブレットで受注することができるようになる。
また、「DiDi」からの受注時に自動で「DiDi」ドライバーアプリに切り替わる機能や、「CABmee」専用タブレット上にショートカットボタンを設置して「DiDi」ドライバーアプリの受付開始・停止を操作できる機能が実装される。なお同サービスは、2023年内の開始を予定している。
JVCケンウッドは今後、「CABmee」において、複数の配車アプリのワンタブレット化をはじめ、貨客混載やデマンドサービスへの拡張や、自動対応も見据えたオペレーター業務の効率化、複数の事業者におけるコールセンターのシェアード化を推進していくという。
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