BOLDLY株式会社は、エストニア共和国のAuve Techが発表している自動運転レベル4対応の新型自動運転 EV「MiCa(ミカ)」を購入し、日本に導入することを発表した。
「MiCa」は、車両に搭載された7台のLiDARセンサおよび8台のカメラで周辺環境を把握し、障害物を検知して自動で回避する自動運転EVだ。
BOLDLYは、2022年からAuve Techと協業し、「MiCa」の日本仕様モデルの開発を進めてきた。
「MiCa」の日本仕様モデルは、車両の製造段階でBOLDLYの運行管理プラットフォーム「Dispatcher(ディスパッチャー)」に対応した機器やカメラなどを搭載しており、車両のソフトウエアと「Dispatcher」がAPI連携している。
また、日本の道路に合わせて、エストニア仕様モデルでは車体の右側に設置されているドアが、日本仕様モデルでは左側に設置されている。
今後、実証走行を進めるとともに、関係省庁から必要な許認可を取得し、2023年夏以降に公道を走行できるようにする予定だ。また、「MiCa」の販売代理店として、自治体や企業への納入を進めていくとしている。
なお、2023年5月16日に茨城県の境町が「MiCa」の購入に関する覚書をBOLDLYと締結し、2023年中に導入する予定だ。
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