株式会社DeNA SOMPO Mobilityが運営しているカーシェアサービス「エニカ」は、自動車ディーラー向けカーシェアソリューション「ディーラーカーシェア」の加盟社へ、マーケティングツール「エニカオーナーズボード」の提供を開始した。
エニカは、2015年に個人のクルマオーナーとドライバーをつなぐ個人間カーシェアとして開始したサービスである。エニカには個人、ディーラー、運営会社所有のクルマなどが登録されており、個人間カーシェアにおいてはオーナーがクルマを使わない間にシェアすることで、維持費の軽減が期待できる。2021年10月にはディーラーが所有する試乗車をカーシェア利用できるディーラーカーシェアを正式に開始している。
今回提供を開始するエニカオーナーズボードは、これまで各自動車ディーラーがアプリから個別に確認をしなければならなかったカーシェア利用状況や各顧客の利用目的などを、ウェブベースの専用サイト上から店舗単位で横断的に確認、分析を行うことが可能だ。
また、今回の提供に合わせてユーザーに対し、カーシェア利用前後に「購入意向の変化」の情報取得と「エニカオーナーズボード」上での情報提供も開始する。これにより、受け渡しや返却時に顧客に接する営業担当は「意向にそった適切なコミュニケーションプランの設計(顧客分析)」、店舗マネージャーは「見える化により、全体パフォーマンスの向上と機会損失の削減(自社分析)」が可能となる。なお、将来的な集客機能などのアップデートも予定しているとのこと。
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